携帯を持たない人の詩吟

このご時世、携帯電話やスマートフォンを2台、3台と持っているひとも少なくないでしょう。かくいう私も、プライベートで3台(回線は2つ)、仕事用でもさらに1台支給されて持っています。

私はスマホと携帯電話は別モノ、とさえ考えているので2台持つことに抵抗はありませんが、世の中には未だに携帯電話すら持たない人もいるのです。


私の知り合いでも携帯を持っていない人もいます。その人は公務員ですが別に、機械に弱いわけではないです。むしろパソコンは相当に使いこなしてますし、機械の設計すら出来るひとだったはず。もちろんお金がないわけでもないです。


でも、携帯は持ってない。

なぜかと聞いたら、「仕事は勤務時間内にきっちりやっている。それ以外で呼び出しをくらうのが嫌だから携帯は一生持たない」と。


その人は、相当仕事も出来る人で、立場もかなりいいところにいる人ですが、ここまではっきりしていると、すがすがしいですよ。

あると便利なのはわかっているが、それでも携帯を持たない。持たないでも仕事は出来て、生活も可能だと実証していましたね。


都心で電車に乗っていると、不景気そうな顔をして一生懸命スマホをいじっているサラリーマンの人を見ると、いっそ携帯なぞない方が心安らかに暮らせるような気がしなくもないですね。


携帯もスマホも所詮はツールの1つです。道具に使われないようにしたいものですね。